砂漠でスイカを作っちゃいけないなんて誰が決めたんだよ!

スイカを食べる少年

中国寧夏地区は、はっきり言って農業には適さない土地です。
その理由として、全体の23%近くが砂漠化しているからなんですね。

どう考えたって生態環境においても農業においてもかなり深刻な地域です。
しかしここで諦めないのが中国!

自治区政府と各市政府は生態系の保護と地場産業の育成の強化に乗り出し、
その第一弾として「中衛市のスイカ」を生み出したのです。

驚きなのはそのスイカ生産を可能にしたテクノロジー。
年間降水量が180ミリ、そして砂漠という絶望的な環境の中、
砂地に小石を敷き詰めることで、保水や保湿、保温効果に成功。

そして水や風による浸食防止も達成し、スイカの種を蒔いたうえにビニールをかぶせて
水分蒸発を防ぐという「砂漠環境を無にしたスイカ生産」が誕生したのです。

しかもこのスイカ生産方法は技術者が生み出したものではなく、一般農民が自ら考案した方法なんだとか。
でも肝心のスイカは美味しいんでしょうかね?



中衛市の「砂漠スイカ」はブランド品になっている!

中衛市の「砂漠スイカ」はブランド品

日本の農業から生産される野菜や果物はとにかく美味しいですよね。
恵まれた環境の中作られているので当然ですが、果たして「砂漠スイカ」はどうなんでしょう?

実はかなり美味しいうえに健康にもいいんですよ。
はい、目の前のあなた。今、中国マジックによる「嘘」だと思ったでしょう?

いいえ、砂漠スイカは本物なんです。
小石に含まれる「セレン」という体内で過酸化脂質を分解する抗酸化酵素の主成分を吸収した
砂漠スイカは、ガンや老化を防止する抗酸化作用があります。
味もジューシーなために、すっかり中国ではブランド・スイカとして有名になっているのです。

ですから間違っても夏の名物「スイカ割り」なんて出来ません。
中衛市の皆さんにあなたが「スイカ割り」されてしまいます。